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Panda、オンラインスキャンサービスを強化しスパイウェア検出機能を追加

» 2005年02月28日 19時19分 公開
[ITmedia]

 Panda Software Japanは2月28日、無償でウイルスの検出/駆除を行えるオンラインスキャンサービス「Panda ActiveScan」新バージョンの提供を開始した。英語版だけでなく日本語での提供も開始されている。

 Panda ActiveScanは、専用プログラムをインストールすることなく、Webブラウザ上からウイルスの検査および駆除を行える無償のサービス。新バージョンではさらに、スパイウェアの検出技術が加わっている。

 新バージョンではほかに、「ジェネティックヒューリスティックエンジン」が統合された。これにより、新種のウイルスが発生した場合でも、パターンファイルのアップデートを待つことなく検出、ブロックが可能になるという。

 なお同社によれば、Panda ActiveScan稼動後の最初の24時間で検出されたマルウェア(悪意あるソフトウェア)のうち、スパイウェアは84%を占めていた。もはやインターネットの利用者は「ウイルスよりもスパイウェアによって被害を受けている」(同社)状態といい、スパイウェアに対する注意を呼びかけている。

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