調査会社IDCが3月4日発表した統計によると、10〜12月期の世界外部ディスクストレージシステム工場販売高は38億ドルとなり、前年同期から1%の微増となった。2004年通期では前年から4.7%増えて142億ドル。
通期の市場シェアはEMCが21.1%を占めてトップに立ち、Hewlett-Packard(HP)から首位の座を奪取した。HPは18.7%で2位、3位はIBMの12.6%だった。4位の日立は8.6%、5位のDellは7.0%。
10〜12月期のシェアもEMCが22.0%で首位を維持。以下HP(19.4%)、IBM(13.1%)、日立(8.2%)、Dell(7.2%)の順となっている。前年同期比で最も大きく売り上げを伸ばしたのはEMCの13.4%と、Dellの15.2%。一方HPは7.5%減、IBMは20.3%の減少となった。
内部ストレージの販売高は外部ストレージよりも早いペースで増大。10〜12月期のディスクストレージシステム全体では販売高が同1.8%伸びている。ただ、ディスクストレージシステムの容量に対する需要は同四半期で大きく上昇、外部ディスクストレージシステムのペタバイトは前年同期から57.7%増えた。
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