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iPodのバッテリー持続時間延長につながる新プロセッサ登場

» 2005年03月05日 07時20分 公開
[IDG Japan]
IDG

 PortalPlayerのおかげでApple Computerはまもなく、iPodのバッテリー持続時間に関する批判を解消できるかもしれない。

 PortalPlayerは新プロセッサ「PP5022 System-on-chip」(SoC)の出荷を開始した。

 これは、現在iPodに使われているプロセッサの次世代版で、消費電力がはるかに少なくて済む。この新プロセッサを使ったデバイスはバッテリー持続時間が現在の3倍になるとPortalPlayerはうたっている。

 そのほかの機能としてUSB 2.0に対応、同プロセッサを使ってデジカメなどの周辺機器に接続できるデバイスを開発することが可能になる。

 同社はまた、フラッシュベースの音楽プレーヤー向けに同社初のプロセッサ「PP5024 System-in-Package」も投入した。

 この製品はメディアプロセッサ、I/Oコントローラ、アナログオーディオ、電力管理機能を1つのプロセッサに組み込んでいる。

 新iPod miniでは、バッテリー持続時間が大幅に向上し、18時間の連続使用が可能となっている。

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