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デジカメ動画撮影機能は男性よりも女性に人気

» 2005年03月10日 17時07分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は3月10日、デジタルカメラに関するアンケート調査の結果を発表した。

 調査は、デジタルカメラの購入を考えている20歳以上のインターネットユーザー400人を対象に、利用動向などをたずねたもの。特に、三洋電機の“Xacti”シリーズ新製品「DMX-C5」(関連記事)を取り上げ、製品評価と購入意欲を聞いた。

 これによると、回答者のデジタルカメラ所有率は8割強で、年代別では40歳以上男性が9割ともっとも高い割合を示した。また、所有するデジタルカメラのメーカーのトップは、39歳以下がソニー(2割強〜2割半ば)、40歳以上がキヤノン(ほぼ2割)という結果。

 所有するデジタルカメラについて動画撮影機能搭載の有無をたずねたところ、約7割が「付いている」と回答。「動画撮影機能を利用するか?」との問いでは、女性の利用度が高く、「利用する」は男性が1割半ばであるのに対し、39歳以下女性が3割弱、40歳以上女性が2割強となった。

 動画撮影機能を利用すると答えた女性は、その理由として「写真だけじゃ物足りないとき」「ビデオカメラに撮るほどでもない動画を気軽に撮るのに最適」などを挙げた。一方、「利用しない」と答えた男性は「撮影時間が短い」「動画はデジタルビデオを使用する」などを理由としている。

 今後デジタルカメラを購入する際に機種を決定するポイント(複数回答形式)は、7割の人が「価格」を挙げトップ。次いで、「手ぶれ防止・補正」「大きさ・重さ」「バッテリー・電池の持ち時間」が各5割半ば、「撮影画像の画質・画素数」が5割強だった。

 次に、DMX-C5の機能や特徴を説明した上で製品評価(100点満点)をしてもらったところ、全体の7割半ばが「機能」に70点以上の高い評価を与えた。特に、39歳以下女性は、その8割半ばが機能について70点以上とした。また、「大きさ・薄さ」と「デザイン」についても、女性からの方が評価は高い。一方、「ブランド」と「価格」については、5割弱〜ほぼ7割と多くの人が50点以下の厳しい採点をしている。

 DMX-C5に対する購入意欲を「70%(たぶん購入する)以上」としたのは、39歳以下女性と40歳以上男性が各1割強、39歳以下男性と40歳以上女性が各4%。「DMX-C5に魅力を感じる」と回答したのは、39歳以下女性が4割半ばでもっとも多かった。

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