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» 2005年03月15日 20時38分 公開

教師の声をリアルタイムに文字変換 聴覚障害者の学習を支援

[ITmedia]

 日本アイ・ビー・エム(IBM)と長野大学は、教師の音声が聞き取りにくかったり、筆記が困難な学生向けに、音声をリアルタイムに文字化して投影し、授業終了後にデータ化して配信するシステムを、4月1日から長野大学の一部授業に導入する。「障害のある学生のための授業支援プロジェクト」として、来年3月末までの1年間運用する。

 日本IBMが開発した字幕編集システムを活用する。音声認識システムで教師の音声を文字に変換。教室のスクリーンに字幕として投影し、聴覚障害があっても授業を理解しやすくする。

 授業終了後は、教師が字幕を適切な文章に編集した後、講義風景の映像や配布資料などを添付し、eラーニングコンテンツとして学内サーバから配信。手に障害がある学生を支援する。

 まず、社会福祉学部の「児童福祉論」(全26回)で実施し、状況を見ながら対象科目を増やす。

 長野大は、障害がある学生を積極的に受け入れている。1700人の学生のうち、障害がある学生は32人いるという。

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