Red Hatが立ち上げたコミュニティー主導型のLinux「Fedora」を利用しているWebサーバが過去6カ月で急増したことが、調査会社Netcraftの調べで分かった。
NetcraftではWebサーバのバナーに含まれているLinuxディストリビューションの名称を調査。Fedoraを利用しているサイトは昨年9月の18万2421件から今年3月には40万5682に増え、伸び率は122.4%と群を抜いていた。
最も多く利用されているのは依然としてRed Hatだが、伸び率は1.2%のマイナス。ただ、Red Hat自体のシェアは落ちていても、Fedoraを合わせるとシェア約50%で微増になっているという。
商用製品ではRed Hatブランドを使い、Fedoraではコミュニティー主導型の開発を利用して新機能を試すというRed Hatの戦略はうまくいっているようだとNetcraftは指摘する。
Red Hatの次に多いのはDebian、Cobalt、SUSE、Fedora、Mandrake、Gentooの順となっている。
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