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» 2005年03月22日 16時02分 公開

“なんちゃってshuffle”は「おえ気ですか?」

iPod shuffleにそっくりな携帯音楽プレーヤー「Super shuffle」を紹介するWebサイトには、奇妙な日本語が……

[岡田有花,ITmedia]

 「iPod Shuffle」にそっくりな台湾LUXPROの携帯音楽プレーヤー「Super shuffle」のレポート記事へのアクセスが、先週断トツでトップだった。Super shuffleは、ボディデザインからPRポスターまでiPod shuffleにそっくり。Apple Computerとの法的紛争も想定してか、既に法律の専門家と相談しているという潔さには思わず感心してしまう。

パンフレットの背景にはリンゴマークが

 スペックはLUXPROのWebサイトの商品紹介ページで確認可能だ。同ページトップに掲載された画像には、「How Are You」という英語、「ニーハオマ」という中国語に加え、「お元気ですか?」と日本語が書かれており、日本人も重要ターゲットにすえている様子だ。

 しかし惜しいことに、元気の「元」が「え」になってしまっている。どうやら台湾人は、日本語の文字の形だけを見、似た字を探してきて写植するようで、記者が台湾を訪れた2年前にも街のあちこちでこういった“惜しい”日本語を目にした。

 例えば、台湾のカラオケボックスに入っている日本の歌は誤字だらけ。「う」と「ラ」を間違えて「あなたのキスを数えましょラ」になったり、曲名中の「ー」を入れ忘れて「らいおんハート」が「らいおんハト」になったりと、ちょっぴり笑えるプチ誤植が満載だ。

 実は、日本人の使う英語も、ネイティブスピーカーから見ると爆笑ものであることが少なくない。日本での英語の誤用を主に紹介するWebサイト「Engrish.com」では、誤字脱字や文法間違い、単語の誤用による“笑える英語”を指摘している。例えばグリコのお菓子「Collon」。「l」を一つ抜いた「Colon」は「結腸」という意味で、彼らにとってCollonはさしずめ“クリーム入り結腸”。とてもお菓子の名前とは思えないようだ。

 外国語の名前をつけた商品は、文法や用法を少々間違っていてもイメージさえ伝わればよく、国内で売る分には問題ないようにも思える。しかし、海外の事情がネットで瞬時に分かる今、外国語の誤用が一瞬で海外に広がり、世界の失笑を買いかねないのもまた事実だ。

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