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4月のパッチは「緊急」も含め8つ、MSが予告

» 2005年04月08日 11時30分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは4月7日、4月の月例パッチに関する事前情報を公開した。パッチの提供がなかった3月から一転し、4月12日(日本時間では13日)に予定されている4月の月例パッチでは、「緊急」を含む8つのセキュリティブリティンがリリースされる予定という。

 内訳は、Windows OSそのものに関するパッチが5つ、Microsoft Office、MSN Messenger、Microsoft Exchangeに関するものがそれぞれ1つずつとなる。中にはWindowsの再起動を必要とするものが含まれる。

 パッチとともに、既知のウイルスやワームを検出、除去する「Malicious Software Removal Tool」がアップデートされる。また、セキュリティには関係ないものの優先度の高いパッチ2つも、Windows Update経由でSoftware Update Service(SUS)に配布される予定という。

 なお、パッチがまだ存在しないWindowsの脆弱性としては、米eEye Digital Securityが公にした2種類の脆弱性のほか、Windows XP Service Pack 2で「復活」したLANDバグなどが指摘されているほか、英Finjan SoftwareがSP2に複数の脆弱性が存在すると発表している。Microsoftはこうした脆弱性について「調査を行い、必要に応じて適切な対策を講じる」姿勢だが、これらのうちどれが4月12日にリリースされるパッチで修正されるか(あるいはされないか)は不明だ。

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