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VMware、64ビット対応の「Workstation 5」発表

» 2005年04月12日 08時46分 公開
[ITmedia]

 仮想インフラソフトのメーカーVMwareは4月11日、64ビットOSに対応したデスクトップ仮想化ソフトの新版「Workstation 5」を発表した。

 64ビットOSはRed Hat Enterprise Linux 3/4、SUSE Linux Enterprise Server 8/9に対応したほか、実験的にWindows XPとWindows Server 2003 SP1の64ビット版もサポートしている。

 このほかの新機能として、従来はデータセンタークラスのVMware ESX Serverのみで提供していたメモリ共有技術を導入、デスクトップ上で多層アプリケーションのプロビジョニングを行って実地導入した場合のシミュレーションを実行できるようになった。

 また、複数の仮想マシンを接続して複雑なアプリケーションをテストできる「Teams」、クリック1つで実行中の仮想マシンのスナップショットが取れる「Multiple Snapshots」などの機能を盛り込んでいる。

 Workstation 5はWindowsとLinux版が同日から発売され、価格はVMware Storeからのダウンロードが189ドル、パッケージ版は199ドル。

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