米America Online(AOL)は4月14日、企業向けインスタントメッセージング(IM)相互運用のためのパートナープログラム「AOL Enterprise Federation Partner」(EFP)の立ち上げを発表した。
新しいパートナーとして新たにAntepo、Jabber、Omnipod、Parlanoの4社が参加。各社が提供している企業向けIMから、AOL傘下のIMであるAIMとICQ、およびNetscapeとAppleのiChatにアクセスできるようになる。EFPプログラムに基づき、SIP/SIMPLE、XMPPとAOLのメッセージングシステム間のトラフィックを処理しているAOL Federation Gatewayに、各社のIMから接続できるようにする。
これら各社のIMを利用している企業ではAOLとの連携により、同僚だけでなく、AOL Messaging Networkを使っているベンダー、パートナー、顧客ともリアルタイムで通信できるようになり、連絡先リストの相互登録も可能になるとAOLは説明。
AOLではEFPパートナーの顧客向けに、B2Bクリアリングハウスや高度な通信機能などの新サービスもテスト中だという。
AOLはReutersおよびMicrosoftとの間でも相互運用契約を締結済み。今回のEFPプログラムはこれを基盤とした新プロジェクトだと説明している。
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