米Microsoftなどは4月19日、信頼できるメッセージングのためのWebサービス仕様「Web Services ReliableMessaging」(WS-RM)の最新バージョンを標準案としてOASISに提案すると発表した。
同仕様はBEA Systems、IBM、Microsoft、TIBCO Softwareが共同で作成。これに加えてAdobe、Ericsson、Sun Microsystemsなどの各社や英国政府の支持も取り付けたとしている。
信頼できるメッセージをベースとした通信は、企業の基幹アプリケーションにとって極めて重大な要素になると発表資料では解説。WS-RMプロトコルは、セキュリティやポリシー、トランザクション関連のほかのWebサービス仕様と組み合わせ、信頼できるメッセージングのためのセキュアで堅牢かつスケーラブルなアプローチを提供する一助になると説明している。
仕様開発にかかわった各社では、Webサービスの広範な普及促進の一助とするためオープンな業界標準策定に努めているとして、WS-RMに関して特許料は請求しない方針。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR