米司法省は4月21日、韓国のDRAMメーカーHynix Semiconductorが国際的なDRAM価格操作に加担した罪を認め、罰金1億8500万ドルの支払いに同意したと発表した。
米連邦地裁に同日提出された書面によると、Hynixは1999年4月1日から2002年6月15日にかけ、特定のコンピュータ/サーバメーカーに販売したDRAMの価格操作で共謀。これによってDell、Compaq Computer、Hewlett-Packard(HP)、Apple Computer、IBM、Gatewayが直接的な影響を受けたとされる。
Hynixは司法取引条件に基づき、罰金支払いのほか、司法省の調査に協力することに同意した。
DRAM価格操作疑惑をめぐっては司法省が独禁法違反の疑いで調査を進め、これまでに独Infineon Technologies、Micron Technologyの2社と幹部5人を摘発、罰金総額は3億4600万ドルに上っている。
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