米Microsoftは5月4日、社内で開発した技術を起業家や新興企業にライセンス供与する新プログラム「Microsoft Intellectual Property (IP) Ventures」を発表した。
プログラムはベンチャーキャピタリストおよび起業家の助言を得て開発され、特許料を受け取った上で公平かつ柔軟な条件でMicrosoftの技術を利用してもらえるようにする。
まずは20種類の技術を提供予定。そのうちモバイルビデオコミュニケーション技術の「Portrait」(コードネーム)はLANやダイヤルアップネットワーク、ワイヤレスネットワークでも利用でき、低帯域幅でもクリアな画質とスムーズな動きを持ったポートレートのようなビデオを配信できる。
このほか顔面認識や自然言語処理などの人工知能、ユーザービリティ技術の「LaunchTile」、セキュリティ技術の「BioCert」、ゲーミング技術の「Xnav」などを提供。今後プログラムの拡大に従って、ライセンス供与する技術の数も増やしていく方針。
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