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デジカメ市場の中心顧客層は買い増し・買い換えユーザー

» 2005年05月10日 15時53分 公開
[ITmedia]

 マクロミルは5月1日、デジタルカメラの購入動向に関する調査結果を発表した。調査対象は、20歳以上の同社モニター会員で2005年2月以降にデジタルカメラを購入した人。有効回答数は522人。

 これによると、購入機種でもっとも人気があったのはキヤノンの「IXY DIGITAL」で17.0%のシェアだった。次いで、カシオ計算機の「EXILIM」と松下電器産業の「LUMIX」がいずれも10.7%で2位に並んだ。

順位 メーカー/機種名 タイプ
1 キヤノン/IXY DIGITAL コンパクト 17.0
2 カシオ計算機/EXILIM コンパクト 10.7
2 松下電器産業/LUMIX コンパクト 10.7
4 ソニー/Cyber-shot コンパクト 10.3
5 富士写真フイルム/FinePix コンパクト 6.3
6 ニコン/COOLPIX コンパクト 5.4
7 ニコン/Dシリーズ 一眼レフ 4.4
8 キヤノン/EOS DIGITAL 一眼レフ 3.8
9 ペンタックス/Optio コンパクト 3.3
10 オリンパス/CAMEDIA コンパクト 2.7

 半数近くの46%が買い増し、25%は「買い換え。初めて購入した人は28%だった。

 購入モデルの画素数は、37%が「500万〜599万画素」で最多。次いで、「400万〜499万画素」(22%)、「300万〜399万画素」(15%)と続く。

 購入時に重視するポイント(複数回答方式)のトップ3は、「画素数」(67.4%)、「手頃な価格」(52.9%)、「軽量・コンパクト」(50.6%)。男性よりも女性の方が「軽量・コンパクト」と「液晶の大きさ」を重視する傾向が見られた。

 購入場所は「家電量販店」と回答した人が60.2%でほかを圧した。2位以下は「通信販売(ネットショッピング含む)」(20.1%)、「ネットオークション」(7.5%)など。

 また、購入に際してもっとも参考にした情報媒体は「インターネット上の記事や掲示板・広告」が38.9%でトップ。次いで、「販売員」(20.7%)、「知人・友人・家族」(13.4%)、「カタログ」(12.8%)などが並んだ。

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