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5月のWindowsアップデート公開、「重要」の脆弱性に対処

» 2005年05月11日 08時32分 公開
[ITmedia]

 Microsoftは5月10日、5月の月例セキュリティアップデートをリリースした。最大深刻度「重要」の脆弱性(MS05-024)1件に対処している。

 今回のアップデートでは、Webの表示の脆弱性が原因でリモートからのコード実行につながる問題を修正。Windows 2000 Service Pack 3(SP3)とSP4、およびWindows 98/98SE、Windows MEが影響を受ける。

 同社によれば、WindowsエクスプローラのWeb表示で特定のプレビューフィールドのHTML文字を処理する方法に脆弱性が存在する。ユーザーに悪質なファイルをプレビューさせることで、攻撃者が任意のコードを実行できてしまう可能性がある。ユーザーが管理者権限でログオンしている場合は、システムを完全に制御されてしまう恐れがあるという。

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