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Office 12は2006年リリース――ゲイツ会長が明言

» 2005年05月11日 10時06分 公開
[IDG Japan]
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 MicrosoftはOfficeの新バージョンを2006年にリリースする計画だ。同社の会長兼チーフ・ソフトウェア・アーキテクトであるビル・ゲイツ氏が5月10日、明らかにした。

 Office新版は2006年に登場するとの観測が大勢を占めていたが、Microsoftが公式にリリーススケジュールを認めたのは今回が初めて。Officeは2〜3年周期で新バージョンをリリースしており、Office 2003が2003年後半にリリースされたことから、2006年に新版発売というのはこの流れに沿ったものと言える。

 ゲイツ氏はラスベガスで行われたMicrosoft開発者向けイベントで、新しいOfficeではワークフロー機能、著作権管理、スケジュールの強化、文書共有、ビジネスインテリジェンスなどが強化されると述べた。「これらの分野において、Officeの次期メジャーリリースは強化されることになる。時期は来年だ」とゲイツ会長は説明した。

 Microsoftの元々の計画では、Office 12は次期WindowsのLonghornと同時期にリリースされる予定だった。Longhornは2006年後半にリリースされる予定となっており、Office新版はその前に登場する可能性が高くなった。

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