Microsoftのブラウザ次期バージョン「Internet Explorer 7」(IE7)にタブ機能が加わることが、5月16日、MicrosoftのIEBlogで正式に明らかにされた。
Blogに掲載された情報によれば、IE7のβ版でまずベーシックなタブブラウジング機能を提供、その後のリリースでエンドユーザー機能を追加する見通しだという。
β版でタブを提供する目的は、互換性とセキュリティの実現にあると説明。インターネット上にはIEの各種コンフィギュレーションとアドインが大量に存在しており、こうしたアドインに関するフィードバックを募るとともに、ほかのタブブラウジングに関する脆弱性情報にも注目しているという。
どうしてもっと早くIEでタブを提供しなかったのかとの疑問に対しては、ユーザーを混乱させやしないかなど、複雑さと一貫性に関して当初疑問を持っていたと弁明。その上で「この点に関して当初われわれは判断を誤ったが、今回は正しい決断を下す」と言明している。
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