イスラエルのネットワークベンダーであるECI Telecomはエッジルータのメーカー、Laurel Networksを8800万ドルで買収する契約を締結したと発表した。
この買収によりECIは、ブロードバンド、オプティカル、コアルータ製品に、エッジルータとIPサービス機能が付加される。ECIのコアルータはChiaro Networksが再販する。
Laurelは1999年に設立された企業で、従業員数は約150人で、900万ドルの資金をキャッシュで持つ。
Laurelは2002年にエッジルータの販売を開始し、ECIによれば毎年売り上げを倍増させているという。2005年4月30日締め1年間の売上高は1800万ドルで、主要顧客はLevel 3、Korea Telecom、Dacom。
LaurelはECIの競合であるCiena、Marconiと再販契約を締結しているが、ECIに買収されたことにより、先行きは不透明となった。
買収は数週間で締結する見通し。買収完了後、LaurelはECIのData Networking Divisionとなる。
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