palmOneは5月18日、噂されていた新製品「LifeDrive」を発表した。同社初のハードディスク搭載PDA。従来のPDA、スマートフォンに次ぐ「モバイルマネジャー」という第3の製品ジャンルとしてpalmOneは力を入れていく。
価格は499ドルで、初期出荷分は数量限定。6月初めから量産出荷が開始される。
ハードディスクには日立GSTの4GバイトMicrodriveを採用し、3.85Gバイトのユーザー領域を持つ。MP3フォーマットをサポートしているためHDDベースの音楽プレーヤーとしても利用することができ、購入者にはRealNetworksのRhapsody音楽サービスの1カ月試用が提供される。Rhapsody to GoによるLifeDriveへの音楽転送機能は後日提供される予定。
また、PCとMacintoshでドライブを仮想ドライブとしてアタッチする機能を備え、ドキュメントの自動同期機能、Office文書やPDFのネイティブサポートにより、PCとの連携機能も向上している。
ネットワーク機能としては、802.11bとBluetoothを内蔵。拡張インタフェースはSD、SDIO、MMCに対応する。ディスプレイは320×480ピクセルの16ビットカラー表示。内蔵マイクによりボイスレコーダー機能も備える。CPUは416MHzのIntel XScaleプロセッサを採用。重量は190グラム。
内蔵アプリケーションは、WebブラウザがBlazer 3.1、メールクライアントがVersaMail 3.1。Office文書にはDataViz Documents To Go 7で対応する。OSはPalm OS 5.4。
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