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愛知万博マップを大型タッチスクリーンで 名古屋駅

» 2005年05月20日 19時32分 公開
[ITmedia]

 愛知万博(愛・地球博)の会場マップを、日英中韓の4カ国語で閲覧できる大型タッチスクリーン「ナビゲーションボード」が、JR名古屋駅コンコースの万博案内所にこのほど設置された。外国人観光客に使いやすい情報提供を考えるための実証実験の一環。ぴあ、NEC、NECネクサスソリューションズ、2005年日本国際博覧会協会が共同で設置した。

 画面サイズは約40インチ。高さは125センチに抑えて子どもや車いす利用者にも使いやすくした。愛知万博会場マップのほか、愛知全域、名古屋駅、栄、大須地区のマップを閲覧でき、拡大・縮小も可能。現在地からの距離も確認できる。各地域のタウン情報も収録した。

 ぴあが企画立案と地図、タウン情報などコンテンツを担当。NECとNECネクサソリューションズが端末システムを、JR東海グループと博覧会協会が設置場所を提供した。

 ナビゲーションボードは、万博会場の海外メディアプレスルームと名古屋マリオットアソシアホテルにも1台ずつ設置しているが、愛知万博のマップが入ったのは初。実証実験の結果を見て実用化を検討する。

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