MCJが5月24日発表した2005年3月期決算(単体)は、売上高が前期比30.4%増の107億5900万円となった。伸び悩む大手PCメーカーと対照的に、低価格なホワイトボックスへの好調な需要が追い風になった。
営業利益は6億8600万円(前期比42.3%増)、経常利益は6億1800万円(同26.1%増)、純利益は3億3200万円(27.4%増)。
PC事業の売上高は前期比41.5%増の101億7784万円に。PC製品を取り扱う家電量販店が増え、コンシューマー向け売り上げが堅調だった。パーツ・周辺機器事業の減少や販管費増をカバーした。
今期業績予想は売上高が127億700万円、経常利益が8億600万円、純利益が4億1900万円。家電量販店向けノート型を投入してラインアップを強化するほか、4月に買収して連結対象としたシネックスがパーツ・周辺機器事業に貢献する見込み。
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