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愛知万博の展示内容に「満足」6割半ば

» 2005年05月30日 16時46分 公開
[ITmedia]

 インフォプラントが運営するインターネットリサーチサイト「C-NEWS」は5月30日、「愛・地球博(愛知万博)」に関するアンケートの調査結果を発表した。調査は、愛知万博に行ったことのある15歳以上のインターネットユーザーを対象に、5月18〜22日の期間で実施した。有効回答数は466人。

 万博への訪問回数をたずねたところ、8割強の人が「1回」と回答。一方で、「3回以上」行った人も1割弱いた。

 また、来場時期(複数回答方式)は、ゴールデンウィーク期間の「4月29日〜5月8日」が3割半ばでもっとも多かった。

 万博へ行った理由では、「面白そうだから」や「マンモスが見たかった」という意見が多かったほか、「地元なので一度行っておこうと思った」「“サツキとメイの家”が見たかった」「連休中に子供にせがまれて」などが挙げられたという。

 万博への満足度を項目ごとにたずねたところ、「展示内容」には6割半ばが「満足」と回答。一方で、「混雑度」にはほぼ6割が「不満」とし、また、「入場料」「レストラン」にも過半数が「不満」と答えた。なお、同結果を総合的にまとめると、4割半ばが「満足」しているようだと、C-NEWSは分析している。

 手作り弁当を持参した人は全体の2割強。残りの8割弱は、「持ち込み禁止期間だった」「面倒」「外国の食べ物を食べてみたかった」「荷物になる」などを理由に弁当は持ち込まなかったという。

 入場料を除いて会場内で使った費用は、「5000円未満」が4割強、「5000〜1万円未満」が4割弱、「1万円以上」が2割強。

 「行く前に期待していたパビリオン」(複数回答形式)のトップ3は、「トヨタグループ館」(6割半ば)、「日立グループ館」(4割強)、「サツキとメイの家」(3割弱)。「実際に行ったパビリオン」(複数回答形式)でもっとも多かった回答は、「JR東海 超電導リニア館」で4割。また、「行って良かった」(複数回答形式)のトップ3は、「トヨタグループ館」(2割半ば)、「長久手日本館」(2割弱)、「グローバル・ハウス」(2割弱)だった。

 再来場意欲をたずねたところ、「ぜひ行きたい」が2割強、「できれば行きたい」が3割強と、過半数の人がまた行きたいと考えていることがわかった。理由としては「見ていないところがまだたくさんある」が多い。

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