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アキバ店舗がECサイトの信頼性高める

» 2005年06月01日 14時30分 公開
[ITmedia]

 東京・秋葉原の実店舗がECサイトの信頼性に貢献――ベンチャーパブリックと子会社のベスタグが行った調査で、こんな結果が浮かび上がった。ECサイト選定基準でユーザーが最も重視するのは価格だったが、サイトの信頼性や納期、送料も重要な尺度になっていると分かった。

 調査は、ベスタグの運営する価格比較サイト「coneco.net」で購入したユーザーを対象に、3月14日から4月10日にかけて行った。有効回答数は1464人。

 購入ショップを選んだ理由として最も多かったのは価格(42%)だったが、「送料や信頼性」「決済方法」「在庫・納期」が、価格に次いでそれぞれ同程度の決定要因となっていることが分かった。

 信頼性が高かったのは、PCショップの老舗として秋葉原に実店舗を構えるTSUKUMO、クレバリー、T・ZONE.の3社。実店舗での実績が信頼性を高めたもようだ。

 購入を検討した他の店舗で購入しなかった理由として目立ったのは送料。送料一律400円のNTT-Xストアや、送料無料キャンペーンを行っていたPC-Successでの購入者でこの答えが目立った。

 決済手段も重要な要素。銀行振り込みや代金引換、クレジット決済など多様な決済手段に対応しているTSUKUMO、クレバリー、パソQでは、決済手段に魅力を感じて購入した人が多かった。

 クレジット決済可能な店舗では、半数以上がクレジット決済を利用。クレジット非対応の店舗では、手数料を比較した上で代引きか振り込みを選んでいるようだ。

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