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ネット上の電子書籍にISBNコード 2007年から

» 2005年06月01日 18時36分 公開
[ITmedia]

 日本図書コードセンターと日本出版インフラセンターによると、2007年1月1日から、ネット上で流通している電子書籍にISBN(国際標準図書番号)が付与できるようになる。あわせて、ISBNが現行の10ケタから13ケタに増える。

 ISBN付与基準に適合するコンテンツが対象で、Webサイトや掲示板、Blog、データベース、Webマガジンなどは対象外。

 日本図書コード管理センターによると、国内で出版される電子書籍の新刊は年間約5万点。管理のための統一コードが欲しいとの声が出版業界から寄せられていたという。

 先行してWebコンテンツにISBNを付与してきた米国、英国など英語圏各国が13ケタのISBN番号を先行して採用しており、国内もこれに合わせる。

 ISBNは、書籍を管理するための番号。出版国や出版社、書名、発行所、タイトル固有の番号などが登録されている。書籍の流通現場で広く使われているほか、Webサイト上で書籍にアフィリエイトリンクを張る際にも利用されている。

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