Microsoftは6月2日、機能を絞った廉価版のWindows XPである「Windows XP Starter Edition」をインドで出荷開始した。
Starter Editionは、インドの主要言語であるヒンディ語で導入された。Microsoft Indiaの担当者によれば、このOSを搭載したPCは、ヒンディ語が使われているインド北部のウッタラーンチャル州で最初に登場。政府が職員向けにStarter Edition搭載のPCを提供する。
Microsoftはヒンディ語を使っているインドのほかの州政府との間でも交渉中だという。ユーザーの反響次第では、インドで使われているほかの言語版のStarter Editionも検討する可能性がある。
Microsoftは昨年、インド、インドネシア、マレーシア、ロシア、タイで試験的にXP Starter Editionを導入すると発表、今年に入ってブラジルでも提供すると表明していた。
2.4GHzのIntel CeleronプロセッサとWindows XP Starter Editionを搭載したPCの価格は約420ドル。20%の頭金を支払って月額約9ドルを48カ月間支払うプランもある。Starter Edition単体での販売は行わない。
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