経済産業省と日本情報処理開発協会(JIPDEC)は、昨年に引き続き、若年層の情報セキュリティ意識の向上および優れたセキュリティ人材の発掘、育成を目的とした「セキュリティキャンプ2005」を開催する。
対象者は国内に在住する満20歳未満の人物で、募集人員は約30名。キャンプは8月2日から7日にかけて、東京都内で行われる。昨年よりも1日多い5泊6日の合宿では、実習を中心に、グループ形式で情報セキュリティに関する講義と演習を行う。
今年は、全員が受講する「基本科目」と、興味に応じて選択できる「選択科目」を用意することで、参加者の希望に応じたカリキュラムを受講できるようにした。選択科目としては、有害プログラムやWebアプリケーションのセキュリティ、セキュアなプログラミングについて学ぶ「プログラムコース」、ネットワーク構築/監視やハニーポットなどをテーマとした「ネットワークコース」、サーバの構築/運用やSELinuxなどのセキュアOSについて学ぶ「サーバコース」の3つが用意されている。
カリキュラムにはまた、セキュリティ業界で活躍している弁護士や若手技術者による講義、交流会に加え、セキュリティ業界の現場を体感できる企業見学会も含まれている。
同キャンプの参加費は無料だが、参加者は書類審査により決定される。応募締め切りは6月27日。
なお経済産業省とJIPDECは同時に、「U-20プログラミングコンテスト」の参加作品も募集している。
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