オランダのRoyal Philips Electronicsは6月16日、ディスプレイおよびエントリーレベルのフラットスクリーンテレビ事業を香港のTPV Technologyに売却・移管することで正式合意を交わしたと発表した。
合意に基づき、PhilipsのOEMディスプレイ事業と、ディスプレイ/エントリーレベルのフラットテレビ製品の製造をTPVが引き継ぐ。Philipsはこれに関連した資産とリソースをTPVに提供し、今後も自社ブランドでの販売とマーケティングは続ける。
PhilipsからTPVに移管する事業の総額は16億ユーロ(20億米ドル)相当となる。内訳はOEMディスプレイ事業の売り上げが7億5000万ユーロ相当、Philipsブランドのディスプレイ/フラットテレビ製品のアウトソーシング関連が8億5000万ユーロ相当。
TPVはこれによって世界最大のPCディスプレイメーカーとなり、年間の生産台数は3500万台を超す。
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