米国で4000万枚以上のクレジットカード情報が流出した事件に関連して、UFJカードは6月20日、一部の顧客のカード会員情報を元に不正利用が行われたことを明らかにした。
UFJカードではマスターカードと提携してクレジットカードを発行しているが、そのうち一部のカード会員情報を元にした不正利用が確認されたという。同社では当該顧客に対し、カード再発行などの形で対応を行う。不正利用分の負担は請求しない方針。
また日本信販も、一部顧客のカード情報が流出したとの連絡を受けたことを明らかにしている。流出した可能性があるのは、米国の加盟店でクレジットカードを利用した顧客の情報。同社では引き続き情報の確認を進めつつ、情報が流出した可能性のある顧客にカードの再発行を行う。
今回のカード情報大量流出事件では他に、UCカードなど国内のカード会社各社が情報の確認に当たっている。
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