標準化団体のLiberty Allianceは6月20日、コンテンツメッセージングのサービスインタフェース仕様策定に当たるグループの設置を発表した。
新仕様の「Content SMS & MMS(CSM) Service Interface Specifications」はLibertyのIdentity Web Services Framework(ID-WSF)を基盤として導入できるものとし、携帯端末でコンテンツメッセージングのプライバシーを強化、サービスプロバイダーのビジネスチャンス拡大を図る。
コンテンツメッセージングビジネスは携帯電話事業者にとって大きな収益が見込める一方、ユーザーの電話番号がコンテンツ提供者に直接開示されてしまうため、プライバシー侵害やスパム増大を招く可能性も大きいと発表資料では指摘。Libertyのグループではプライバシー保護のための強力なサービスインタフェース仕様を作成し、サービスプロバイダーが協力してプライバシーに配慮したやり方で各種サービスを提供できるようにすると述べている。
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