日本テレコムが6月24日に発表した2005年3月期の連結決算は、純損益が816億円の損失(前年は506億円の損失)だった。直収型固定電話サービス「おとくライン」への先行投資が響いた。
売上高は3358億円(前年同期比3.2%減)、営業損益は521億円の損失(前期は2億円の損失)、経常損益は549億円の損失(前期は6億円の利益)となっている。
VPNや広域イーサーネットなどは法人向けサービスは好調だったが、おとくラインを含む設備投資費が前期の10倍となる2058億円に上り、赤字となった。
4月末時点の契約回線数は、音声サービスで個人が368万、法人が138万。このうちおとくライン開通回線数は44万。
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