チアーズとアイブリッジは、リサーチプラスにおいて「無線LAN利用ユーザーへの実態調査」を行い、その結果を発表した。調査対象は、全国10歳以上のインターネットユーザー男女1000人。調査期間は、2005年5月13日〜16日。
これによると、現在無線LANを利用している人は30.7%で、昨年の同調査に比べ6.8%増加した。また利用している場所は「自宅」79.55%、「会社(学校)」15.06%、、「無線LANを設置しているカフェ」2.84%、「友人、知人宅」1.14%、「無線LANを設置しているファストフード店」0.85%、「無線LANを設置している駅や空港」0.57%と、自宅での利用が圧倒的に多く、昨年度と比較して+65ポイントと高い伸び率を示している。
利用のきっかけは、「自宅で無線LANを利用したかった」が、62.50%と最も多く、次いで「PC購入時に備え付けてあった」12.80%、「会社(学校)が無線LANだったから」11.59%。順位は昨年と同じだが、「PC購入時に備え付けてあった」の伸び率が+22ポイントと高い。「その他」回答では「ノートパソコンだから有線ではあまり魅力ない」などが多く、昨年目立った「ISPから(キャンペーンなどで)勧められた」は少なくなった。
無線LANを便利と感じるのは「席の移動などに際してケーブルを気にする必要がない」が、66.18%と多く、「高速のやり取りができる」17.06%が続く。また、不便と感じる時は、「電波状況によって、途切れるなど接続が不安定になる」(33.00%)、「有線に比べて速度が遅い」(22.42%)という結果に。なお、不便な理由で選択肢外の「その他」を選んだ人は、ほとんどが「セキュリティが不安」と答えている。
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