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Googleの幹部引き抜きでMicrosoftが提訴

» 2005年07月20日 07時21分 公開
[ITmedia]

 米GoogleがMicrosoftの幹部を引き抜いて自社の幹部に据えたのは雇用契約違反に当たるとして、Microsoftがこの元幹部とGoogleを提訴した。

 Microsoftの7月19日の発表によれば、Microsoftの双方向サービス部門副社長を務めていたカイ-フー・リー氏は、Googleに引き抜かれて中国研究開発センターの責任者に就任した。

 リー氏はMicrosoft入りした時点で秘密保持および非競合契約に署名しており、上級幹部としてMicrosoftの検索技術および中国の事業戦略にかかわる企業秘密について直接的な知識を持っていたとMicrosoftは主張。直接競合する企業で同じ技術と戦略に携わる職に就いたのは重大な契約違反に当たるとして、同氏とGoogleに対してこの契約の遵守を命じるよう、裁判所に求めている。

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