北朝鮮と韓国の通信ネットワークが7月18日、初めて光ファイバーで結ばれた。
北朝鮮側は朝鮮郵政通信公社が、韓国側は元政府系のKTが所有するケーブルネットワークで、KTの広報担当であるスージー・ナム氏は、両国間で通信およびインターネットサービスを提供すると説明している。
国境の数キロメートル北にあるカイソン工業地域は、韓国の融和政策に由来するもので、韓国企業の製造拠点として開発され、光ファイバーによる通信リンクは、この地域に提供される。
北朝鮮ではインターネットアクセスが制限されており、比較的限定された数の国際回線を使って良好な通信リンクを得ることは、この工業地域であっても困難である。
2005年の前半、KTはカイソン工業地域と韓国を直通回線で結ぶ計画を発表した。このサービスは南北分断後で初めての直通回線となり、5月末に開始される予定だったが、まだ始まっていなかったとナム氏は説明している。
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