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電通とリクルートがPR新会社 マス広告とネットを融合

» 2005年07月25日 17時48分 公開
[ITmedia]

 電通とリクルートは7月25日、テレビや新聞などマスメディアとWebサイト、モバイル広告などを融合したプロモーションを行う新会社「Media Shakers」を9月に設立すると発表した。電通のマーケティングノウハウと、リクルートのメディアパワーを持ち寄る。

 新会社の資本金は3億円で、電通が60%、残りをリクルートが出資する。社長には電通の笠松良彦メディア・マーケティング局メディア・ディレクターが就任する。2007年度の売り上げ目標は100億円。

 M1層(20〜34歳の男性)とF1層(20〜34歳の女性)をターゲットに、新しいマーケティング手法や広告スペースを開発する。テレビ広告やネット広告、口コミなどを組み合わせた「クロスメディアプロモーション」により、ライフスタイルが多様化した同層に効果的にリーチするとしている。リクルートが発行するフリーマガジンやWebサイトの広告代理店事業も行う。

 ブログやソーシャルネットワーキングサイト(SNS)、モバイルコンテンツ事業者と提携し、新しいプロモーション手法を模索する。FeliCaを活用したマーケティング手法を開発するほか、コンビニエンスストア、総合スーパー、鉄道会社などと共同して新メディアを開発したり、新聞社や放送局と協力した多メディア展開によるプロモーションにも取り組む計画だ。

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