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カシオ第1四半期は減益もデジカメ好調

» 2005年08月02日 19時45分 公開
[ITmedia]

 カシオ計算機が8月2日発表した2005年4〜6月期連結決算は前年同期比で減収減益となったものの、デジタルカメラや電子辞書が好調で、「業績は予定通り順調」とした。

 売上高は1043億8700万円(前年同期比20.8%減)、営業利益は35億6600万円(同49.8%減)、経常利益は33億8400万円(同50.3%減)、純利益は24億4100万円(同31.1%減)。

 減収減益は、TFT液晶パネルの価格下落が続いている上、携帯電話の新製品投入が第2四半期に集中しているためと説明。デジカメ、電子辞書は好調で、デジカメは海外販売台数が計画通り約30%拡大し、国内ではメーカー別シェアで2位を確保。電子辞書は国内市場で50%超のトップシェアを維持した。携帯電話を除くエレクトロニクス機器部門は9%増益と営業利益率の改善も果たした。

 通期の業績予想は変わらず、売上高は5800億円、経常利益は370億円、純利益は230億円。

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