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» 2005年08月31日 13時55分 公開

「求む、不審なファイル」――トレンドマイクロが一般からもウイルス検体募集

トレンドマイクロは、広く一般からウイルスと思しき疑わしいファイル、不審なファイルの検体を受け付ける「ウイルスハンタープロジェクト」を開始した。

[ITmedia]

 トレンドマイクロは8月31日、同社製品の顧客だけでなく、広く一般からウイルスと思しき疑わしいファイル、不審なファイルの検体を受け付ける「ウイルスハンタープロジェクト」を開始した。

 最近では、広くインターネット上にまん延するウイルス/ワームに代わり、WinnyをはじめとするP2Pファイル共有ネットワークやIRCなど、特定の環境で感染を広げ、高いダメージを与えるマルウェアが増加している。また、特定の言語やコミュニティのみをターゲットに「作りこまれた」マルウェアの危険性も指摘されるようになった。

 トレンドマイクロが開始するプロジェクトは、インターネットのユーザーから幅広く情報を収集し、こういったマルウェアへの対処を迅速に行うことを目的としたものだ。

 これまで顧客向けに設けていたWeb上のフォームに加え、一般のユーザーからの検体ファイルを、CD-Rやフロッピーディスクの郵送/宅配で受け付ける(送料はユーザー負担)。解析の結果、新種のウイルスであることが判明した場合、時期については約束できないものの、ウイルスバスターのパターンファイルで対応するという。

 トレンドマイクロでは2006年第1四半期にも、貢献度の高い協力者を招き、ウイルス解析者などとの「オフ会」を開催することも予定しているという。

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