Adobe Systemsは9月6日、プロセスマネジメント用サーバプラットフォームAdobe LiveCycleを大幅に強化した。新バージョンではドキュメントサービスのワークフローを大幅に改善し、コンプライアンスに合致できるとしている。
Adobe LiveCycleは、政府機関、金融機関や企業などが組織全体にわたる情報を統合する仕組みで、今回のバージョンアップでビジネスプロセスを視覚的にモニターできるようにするBusiness Activity Monitoring(BAM)が加わり、2次元バーコード対応により紙から電子への自動化をさらに推進できるという。
新版LiveCycleにはドキュメントプロセス自動化のためのワークフローデザインツールが加わっており、ドラッグ&ドロップでさまざまな処理のルート設定を実行することが可能だ。
Adobe LiveCycleはJava 2 Enterprise EditionとXMLによるサーバアーキテクチャ上に構築されており、Webサービスプロトコルを活用してドキュメントの自動化を行う。BEA WebLogic、IBM WebSphere、JBossといったアプリケーションサーバに対応し、OSとしてはSolaris、各種Linuxをサポートする。
9月19日以降、デベロッパーは年間1495ドルでAdobe LiveCycleを利用可能。
Adobe LiveCycle WorkflowなどのLiveCycleの重要なアップデートは販売開始されており、価格はCPU、ユーザー数などにより異なる。
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