米Appleは9月7日、超小型軽量の音楽プレーヤー「iPod nano」を発表した。薄型でサイズは競合プレーヤーの半分以下の6.9mm、重さは約40グラム。最もファッショナブルなウェアラブルiPodをうたっている。デジタルジュークボックスソフトの新版「iTunes 5」も同時にリリースされた。
iPod nanoの容量は4Gバイトと2Gバイト、色はホワイトとブラック。カラースクリーンを備え、アルバムアートやスライドショーを表示させたりゲームに利用できる。ナビゲーションはClick Wheelを利用、USB 2.0でMacまたはWindows PCに接続してiTunesソフト経由で楽曲を転送できる。バッテリー持続時間は最大14時間。
各国で即日発売され、米国での価格は4Gバイトモデルが249ドル、2Gバイトモデルが199ドル。日本での価格は4Gバイトモデルが2万7800円、2Gバイトモデルが2万1800円。
iTunes 5では新機能として、検索を容易にする「Search Bar」や音楽シャッフルのランダム度を調整できる「Smart Shuffle」が加わったほか、WindowsでOutlookの連絡先と予定表をiPodと自動的に同期化できる機能などが盛り込まれた。
また、自動車メーカーのAcura(米国ホンダの1部門)、Audi、ホンダ、Volkswagenと提携して2006年モデルのカーステレオにiPodを統合する計画も発表。これでiPod対応の乗用車を提供しているメーカーは15社となり、iPodをサポートした乗用車の出荷は米国で2006年に500万台強となる見通し。
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