米SCO Groupがこのほど発表した第3四半期(7〜9月期)決算は、売上高が935万3000ドルとなり、前年同期の1120万5000ドルから減収となった。UNIX製品とサービスに対する継続的な競争圧力、およびSCOsourceライセンス収入の減少が響いたとしている。
最終損益は237万2000ドル(1株当たり13セント)の赤字に転落。前年同期は750万1000ドル(38セント)の黒字を出していた。SCOsourceのライセンス収入が3万2000ドルに落ち込んだのに対し、SCOsourceライセンス収入のコストは訴訟費用の影響で308万5000ドルとなっている。
ダール・マクブライド社長兼CEOは「第3四半期はSCOにとって生産的な四半期だった。UNIX事業は3四半期連続で黒字となった。今後も引き続き法廷における訴訟戦略の追求に尽力し、2007年2月に当社の主張を展開することを心待ちにしている」と強調している。
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