米Microsoftとキヤノンは9月13日、Windows次期バージョン「Windows Vista」に新しく導入予定の色彩管理システムに関する提携を発表した。
両社の提携に基づき、Windows Vistaの新システム「Windows Color System」に、キヤノンの色彩表示技術「Kyuanos」を採用する。この技術では各種のI/Oデバイス間で起こる色彩性能の違いを調整し、統一された色合いを再現。画面に表示された色と、印刷された色を近付けることを目指す。
ユーザーはカラー調節パネルから色彩を一元管理できるようになり、使いやすいモニター色調補正ウィザードも提供する。
システムには拡張性を持たせ、ハードやソフトデベロッパーが自社のアプリケーションとデバイスでWindows Color Systemを拡張利用できるようにする。
Microsoftとキヤノンは、Windows VistaのRAWフォーマットサポートに関しても提携を結んでいる。
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