米Yahoo!は9月14日、WebメールサービスYahoo! Mailの新バージョンのβテストを開始した。1997年のYahoo! Mail立ち上げ以来、ユーザーインタフェースとユーザー体験における最も重要な機能強化になるとしている。
新バージョンではYahoo!が昨年7月に買収したOddpostの技術を利用。DHTML、XML、SOAPなどの技術を使って高速化と機能強化を図っている。
引き続きWebベースの無料サービスとなるが、デスクトップのクライアントアプリケーションのような高速で使いやすいインタフェースを提供。ドラッグ&ドロップによるメールの整理やメッセージプレビューなどの新機能が加わり、メールのヘッダ、本文、添付ファイルを検索したり、複数のメールをまとめて参照することが可能になった。キーボードのショートカットと右クリックメニューも提供。Firefox(Mac/Windows)とInternet Explorer(IE)に対応している。
β版は米国でYahoo! Mailの一部ユーザー向けに同日公開され、今後各国のユーザーにも拡大していく方針。βテスト終了後に全ユーザー向けの提供を開始する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR