米Red HatとIBMは9月16日、新興市場および世界各地でLinuxベースソリューションの開発と採用促進を目指すグローバルプロジェクトを発表した。
両社から各国のソフトデベロッパー向けに技術リソース、ノウハウ、導入サービスを提供、IBMソフトとハードおよびRed Hat Enterprise Linuxに対応したアプリケーションの移植と認定を支援する。これにより、プロプライエタリな環境に縛られない標準ベースのソリューションが開発しやすくなると説明している。
プロジェクトの一環として、Red Hatでは独立系ソフトベンダー(ISV)にRed Hat Enterprise Linuxを説明書付きで提供、Red Hat Networkも利用できるようにする。IBMはイノベーションセンターを通じてコンサルティングと技術ノウハウを提供し、ISVのアプリケーションの移植、テスト、開発、導入支援に当たる。
両社のISV支援は、北米や欧州のほか東京、北京、上海、広州、インドのバンガロール、ソウル、モスクワなどのIBMイノベーションセンターが拠点となる。
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