米Sun Microsystemsは9月20日、新プロセッサ「UltraSPARC IV+」を搭載したSun Fireサーバの新モデルを発表した。従来世代のUltraSPARC III搭載モデルに比べると、最大で5倍の性能を発揮するとしている。
新サーバのSun Fire V490/V890/E2900/E4900/E6900は1.5GHzのUltraSPARC IV+とSolaris 10を搭載。即日発売され、8月末から出荷を開始している。価格は3万995ドルから。
Sunでは競合製品と比較したベンチマークも同時に公開、Sunサーバのアップグレードに掛かる経費はIBMシステムの半分で済み、IBMのPOWER5とAIX OSを搭載したサーバに比べてコストパフォーマンスも高いとうたっている。
ジョナサン・シュワルツ社長は発表資料で「IBMとDellがItaniumから撤退し、Hewlett-Packard(HP)は事実上寿命の尽きたHP-UXを使っている今、今後はSPARCとPowerの一騎打ちになることが今回の発表で明確になった。この2つのうち、オープンソースSolaris 10の機能とボリュームの恩恵を受けているのはSPARCのみだ」とコメントしている。
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