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いつでもどこでも超音波エコー診断 携帯型装置を開発

» 2005年09月27日 20時35分 公開
[ITmedia]

 独立行政法人・産業技術総合研究所と広島工業大学はこのほど、家庭でも使用できる携帯型の超音波エコー装置を共同開発した。医療用の大型機器に比べ小型軽量で安価なのが特徴。PCにつなぎ、皮下脂肪や骨などを自分で操作して観察できる。

 2002年から産総研と同大で研究開発を初め、特許出願中の技術を活用して小型・軽量化を実現。どこでも使えることから「ユビキタスエコー」と名付け、ベンチャー企業のグローバルヘルスを通じて販売を始めた。

 産総研の「実環境人間生活計測プロジェクト」や、中高齢者の超音波画像と健康情報との関係を調べるフィールド調査などに活用していく。

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