AMDは10月14日、独ドレスデンの新しい300mm工場「Fab 36」のグランドオープニングを発表した。生産量を向こう3年間でほぼ2倍に拡大し、AMD64プロセッサの需要増大への対応を目指す。
Fab 36では来年1〜3月期に90ナノメートル(nm)製品を出荷し、同年末までに65nm製品の出荷を開始する意向。2007年半ばまでには実質的に65nmに移行することを目標としている。
300oウエハーの利用によって生産能力を拡大するとともに、同社の特許技術Automated Precision Manufacturing(APM)を使って顧客ニーズへの対応迅速化、新技術への移行加速、品質と効率性向上を図る。
生産量は毎年段階的に引き上げていく計画で、2008年には最大で1億個の出荷を視野に入れる。これにより、AMD64プロセッサの需要増大に応え、x86マイクロプロセッサ市場での大幅なシェア拡大を目指す。
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