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厚さ3ミリ弱 半分に薄型化した11インチ液晶パネル

» 2005年10月17日 19時04分 公開
[ITmedia]

 東芝松下ディスプレイテクノロジーは10月17日、従来比半分の2.75ミリに薄型化したノートPC用11.1インチワイドサイズの低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイを開発、量産を始めたと発表した。

 アスペクト比16:9の1366×768ピクセル表示に対応したワイド型。最薄部で最薄部2.55ミリに抑えた上、重さは従来比で約35%減の146グラムに軽量化した。

 駆動回路基板をディスプレイのガラスと同一面上に配置するフラット構造を採用し、LEDバックライトとガラス研磨技術を組み合わせた。従来の冷陰極蛍光管バックライト製品と同等の光学性能を確保しながら、薄型軽量化を達成した。

 製品は「FPD International 2005」(10月19〜21日、パシフィコ横浜)に出展する予定。

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