米Yahoo!は10月18日、地域情報検索と広告技術を専門とする英国のソフトウェア会社Whereonearthの買収を発表した。
Yahoo!で戦略的データソリューション担当副社長を務めるバッセル・オジェー氏は「オフラインの世界では買い物の80〜90%が自宅から8〜10マイルの範囲内で行われている。インターネットの世界においても、パーソナル化が進み、その結果は実生活をより正確に反映したものが利用者から期待されている」と述べ、地域情報検索技術の重要性を説いている。同氏は、この買収によりコンシューマーおよびビジネスにおいて最良のインターネット体験を提供できるとしている。
オジェー氏はWhereonearthのGISに関する専門技術を高く評価し、Yahoo!の製品およびサービス全般に同社の技術を利用することが可能だと述べている。
Whereonearthのデブ・パテルCEOは「Whereonearthのチームと主要株主であるElderstreet Capital Partnersは買収を非常にうれしく思っている。Yahoo!チームに加わり、今日最も地理に密着した情報を利用者と広告主に届けるつもりだ」と述べている。
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