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» 2005年10月19日 21時35分 公開

オールアバウト、広告売り上げ拡大

上場後初となるオールアバウトの中間決算は、テレビCM費用がかさんで減益となったが、編集型広告を中心に広告売り上げは順調に拡大した。

[ITmedia]

 オールアバウトが10月19日発表した2005年9月中間期決算は、営業利益が前年同期比44.1%減の6600万円だった。テレビCMの放映で販管費が膨らんだため。その分認知度も高まり、広告出稿元も増えた結果、通期では増収増益を見込んでいる。

 売上高は13億6400万円(前年同期比47.9%増)、経常利益は4200万円(同63.8%減)、純利益は3900万円(同62.4%減)。

photo 江幡哲也社長

 広告事業全体の売上高は13億5671万7000円で47.0%増。単価が高い記事風の広告「編集型広告」(エディトリアル広告、スポンサードサイト)の構成比率を55%程度に維持し、売り上げを伸ばした。

 一方、テレビCMに1億7000万円を投じ、広告宣伝費がかさんで減益要因となった。同社は「上場に合わせて当初から計画していたもので、一時的なもの」だとしている。CM効果で首都圏の一般の認知度は60%程度に高まった上、広告クライアントも増えたという。

 9月時点の月間ページビュー(PV)は7056万、ユニークユーザー(UU)は1177万。PVのうち約4割が検索エンジンからの誘導で、第1四半期にYahoo!がYahoo!Search Technologyに切り替えた影響でPV減となったが、第2四半期で回復した。

 5月から始めたEC事業「スタイルストア」の売上高は813万5000円。9月のPVは123万、UUは30万、9月末時点の会員数は1万1209人だった。

 下期はガイドサイトのテーマ数拡大や専門家マッチングサービス「プロファイル」の11月スタートなどに加え、団塊ジュニア世代向けライフスタイルメディアの開発を検討する。広告事業では、コンテンツ属性とのマッチングを図る「コンテクスチュアルマッチング」など新手法に基づく商品開発を進める。

 通期業績予想には幅を持たせており、売上高は32〜35億円、営業利益は3億5000万〜4億5000万円、経常利益は3億2500万〜4億2500万円。

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