大阪地検特捜部は10月26日、東証一部上場企業の株価を不当につり上げていたとして、バーテックスリンク子会社の役員(52)を証券取引法違反(株価操縦)の疑いで逮捕した。
報道によると、役員は2002年春ごろ、測量機器メーカー・ソキアの株価をつり上げるため、仮装売買を繰り返し、株価が上昇したところで売り抜けた疑いがもたれている。役員は約9000万円の利益を得たという。
役員は、投資会社・バーテックスリンクインベストメンツの取締役。バーテックスリンクは同日、「事件は2002年春ごろで、子会社設立は2004年であり、当社グループとは関係ないと捜査当局から言われている」とコメントした。
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