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富士通中間、5期ぶり最終黒字 不採算事業見直しで

» 2005年10月27日 22時42分 公開
[ITmedia]

 富士通が10月27日に発表した2005年4〜9月中間期の連結決算は、76億6600万円の純利益を計上した。最終黒字化は中間期としては5期ぶり。

 売上高は前年同期比1.2%減の2兆1923億3200万円、営業利益は同42.9%増の475億7500万円、経常利益は同2.9倍の158億9600万円だった。

 SI分野で不採算プロジェクト発生を抑制するシステムが効果を上げてきたほか、生産コスト圧縮も寄与した。LSIやPCは競争が激化して利益が減少したが、光伝送システムやHDDは好調だった。

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